入力待ちするツール(less)で、最後に入力した文字がプロンプトにも出る

[tsuyoshicho]

version : 4.4.9_4-windows-amd64

例として Git for windowsのless(less 563 (PCRE regular expressions))の場合

$ cat hoge.txt | less
[[display hoge.txt]]
(q)
$ q

と最後にコマンドに入力した文字がプロンプトにも出てしまう。

# 他のコマンドでもなったが、本質的にlessで表示してたと思われる...ので影響範囲などについては明確ではない

[hymkor]

おそらくは一行入力パッケージ(go-readline-ny)内の 独自fork版go-tty の不具合だと思われます。

4.4.9_4 ではまだ修正されていないのですが、最新のソース版では（ 0fd86f2 あたりから）直っていると思います。そのうち、リリースしますので、少々お待ちいただけますでしょうか。

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ちなみに、どういう不具合だったかというと、絵文字入力対応のため、一部のコードについては、キーボードを離したタイミングでも入力扱いしようとしていた※のですが、その条件が不適切でした。
（※ 左ALT押す + テンキーによるコード入力 + 左ALT離すという操作で Unicode を入力する機能が欧米圏？の Windows にあって、その機能を WindowsTerminal が絵文字のキー入力の方法として利用していました。それに go-readline-ny も対応しようとしていたというわけです）

4.4.9_4 時点ではキーを押したイベントが検出されていないのに、キーを離したイベントが検出されたものとしていました。これだと、readline が始まる直前にたまたま推していたキーなども誤検出されてしまいます。

最新のコードでは「左ALTキー」「U+80 以上のUnicode」という時のみ、KeyUpイベントも入力扱いするように修正しています。その状態でおかしな動作にならないか、今まで実地テストしてきました。結論としては最新方式だと問題なさそうなので、リリースしても大丈夫だろうとみています。

[tsuyoshicho]

なるほど了解です。

[hymkor]

Release 4.4.9_5にて、不具合修正を反映いたしました。以上、よろしくお願いいたします。

[tsuyoshicho]

修正されているのが確認できました、closeしますね。
ありがとうございます 😄