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Jul 12, 2020
b324246 · Jul 12, 2020

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ch00.md

File metadata and controls

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ch00.事前準備

本章はmac/homebrewの環境を前提としています。 申し訳ありませんがWindowsな人はGoogle先生に聞いて下さい。

Erlangのインストール

ElixirはErlangVM上で動作するので、Erlangが必要になります。 以下の手順でインストールして下さい。

brew install erlang

インストール完了後、erlコマンドでErlangの対話シェルを起動できます。

erl

ElixirのコンパイルにはErlang/OTPのバージョンが21以上である必要があります。 erl起動時のメッセージにErlang/OTPのバージョンが表示されるので、 21以上であるか確認してください。 (以下の例ではバージョンは17)

erlを終了する時は、q(). とタイプすればOKです。 最後にドット(.)を忘れない様に注意して下さい。

~ $ erl
Erlang/OTP 22 [erts-10.7.2.1] [source] [64-bit] [smp:4:4] [ds:4:4:10] [async-threads:1] [hipe]

Eshell V10.7.2.1  (abort with ^G)
1> q().
ok
2>

Elixirのビルド

本文書ではElixirをソースからビルドして進めます。 make,autoconf等のビルドツール、gitは適宜インストールして下さい。

cloneしたフォルダに入って、makeコマンドを実行するとElixirがビルドされます。

git clone [email protected]:elixir-lang/elixir.git
cd elixir
make

ビルドしたElixirの実行

Elixirのビルド後、binフォルダ以下の実行ファイルからElixirを実行する事ができます。 まずはお約束のアレをやってみましょう。

./bin/elixir -e 'IO.puts "Hello,World."'

-eオプションは後ろに続く引数を評価します。 IO.putsは標準出力を行います。

以下実行結果です。

~/path/to/elixir/repo $ ./bin/elixir -e 'IO.puts "Hello,World."'
Hello,World.
~/path/to/elixir/repo $

できましたか?

Elixirの安定版を使いたい場合

Elixirを使用したいだけなら、安定版を以下の手順でインストールできます。

brew install elixir