- csv形式のヒッパルコス星表のデータを読み取り,他クラスで使用できるようにするためのクラス.
sample_simulation_base.ini
によりあらかじめ読み出す視等級の上限を決める.
ReadContents
hip_main.csv
を読み出してデータに格納する関数.
- 各種
Get
関数- クラス外から
HipparcosCatalogue
のデータにアクセスする場合に用いる関数.
- クラス外から
HipparcosCatalogue.cpp
,HipparcosCatalogue.hpp
- クラスの定義が行われている.
initialize_global_environment.cpp
- 初期化関数が記述されている
sample_simulation_base.ini
- 初期化ファイル
hip_main.csv
- ヒッパルコス星表の元データ.
s2e-core
外のExtLibraries
に保存される.使用しやすいように,HIP ID順ではなく,視等級の小さい順にソートされている.
- ヒッパルコス星表の元データ.
- まずは
hip_main.csv
のダウンロードを済ませる必要がある.このためのスクリプトとしてs2e-core/scripts/download_HIPcatalogue.sh
を用意した.Git Bashなどを利用して,このスクリプトがあるディレクトリで以下を実行することで,必要なcsvファイルをダウンロードすることができる.- Macユーザーは,Mac標準のターミナルからではなく,Docker内のUbuntuのターミナルから実行する必要がある.(
sed
の仕様がMacとLinuxで違うので,正しいcsvファイルを生成することができないため.参考:https://qiita.com/catfist/items/1156ae0c7875f61417ee)
- Macユーザーは,Mac標準のターミナルからではなく,Docker内のUbuntuのターミナルから実行する必要がある.(
bash download_HIPcatalogue.sh
sample_simulation_base.ini
でパラメータを設定- 初期化関数
InitHipparcosCatalogue
を利用し,インスタンスを生成 GetContents
を実行することで,csvファイルからデータを取得する.- 各種情報が必要な場合は,
Get
関数を使って取得する. - hipparcos_id(HIP ID),visible_magnitude(視等級),right_ascension_deg(赤経),declination_deg(赤緯)の4要素を持つ
HipparcosData
構造体を定義している.データはこのHipparcosData
型を要素にとるベクタとして保存される.
ヒッパルコス星表のデータを用いた動作確認を Spec_Telescope.md
にて行っているため,その結果を動作確認結果とする.