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Guide
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ヘルプの書き方
日本語訳に限らない一般的なVimのヘルプの書き方は:help help-writing
を参照
翻訳については:help help-translated
も参照 -
半角と全角
ASCII文字は半角文字を使う
カタカナは全角文字を使う -
数字
漢数字(一、二)ではなく、算用数字(1, 2)を使う
ただし、一時的、統一、など、日本語の一部は漢数字 -
文中に英数字がある場合には前後に空白を入れる。
例: 文の中に 1 つの English が混ざる。But 句読点の前後は空白なし。
他の翻訳プロジェクトでも空白を入れているところ多し
ただ、空白を入れないほうが書きやすいし読みやすいと感じる
ファイル名やコマンド、コード片などは空白で区切った方が分かりやすいのでは?"~"、'~'、`~` のように引用符でくくられている部分は、くくられている部分を明確にするため、前後に空白を入れる。
ただし、英数字同様に句読点の前後は空白なし。|~| によるリンクも同様。 -
行末の
␣>
(␣
は半角空白) 及び行頭の<
これらはサンプルを示すsyntax hightlightをかけるためのキーワードになっている。helpIgnoreグループになっているので、見落とさないように色を変えておいた方がよい。:hi Ignore ctermfg=red
サンプル直後の本文が
<
で始まる場合は、語順を変えるか<
を2重にして非表示にされないようにする。 -
1行は78カラム以内
autofmtを入れてgqを使うとそのように整形できる。(kaoriya版には同梱)
(あるいは、JpFormat.vim)" 整形用の設定例 :set formatexpr=autofmt#japanese#formatexpr() " kaoriya版では設定済み :let autofmt_allow_over_tw=1 " 全角文字がぶら下がりで1カラムはみ出すのを許可 :set formatoptions+=mB " または mM :set smartindent
'formatoptions' には "mB" または "mM" を含めること。"mB" の場合は、行連結時にシングルバイト文字とマルチバイト文字の間に空白が入るが、"mM" の場合は空白は入らない。現時点ではシングルバイト文字とマルチバイト文字の間に空白を入れるかどうかは統一されていないため、整形時には周辺の文章に合わせて手動で調整が必要になる場合がある。
以下のいずれかで、はみ出た部分の色を変えるのもよい。
:syn match Error /\%>79v.*/
:set cc=+1
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口調
ユーザーマニュアルは「です、ます」調に統一する。
現状、リファレンスマニュアルは「だ、である」調が多いが、一部「です、ます」調のファイルもある。少なくとも1つのファイル内では統一しておきたい。 -
句読点は「、」と「。」を使用する
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丸括弧は全角の「(」および「)」ではなく半角括弧+空白「 (」および「) 」を使う。
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訳注
注釈には、原文を補足するものと、翻訳者の作業用メモ、の 2 種類がある
補足の場合は、{訳注: 補足}
の形式にする。(構文強調される)行単位で書くと小細工できて都合がいい
訳注メモ: こんな感じでリリースに含めないようなメモを書く 訳注メモ: 作業ログ、疑問、注意点など、他の翻訳者が後で参照できるようにする 訳注メモ: リリースに含めないと利用者からのフィードバックを得られないか? 訳注メモ: 消さないほうが利用者にとって分かりやすいか? 訳注メモ: 名前も入れておくと分かりやすい?
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ファイル形式
文字コードは UTF-8
改行文字は UNIX 形式(\n
):set fileencoding=utf-8 fileformat=unix
ファイルによっては cp932 などでは扱えない文字を含んでいるので、
:set encoding=utf-8
もしておいた方がよいと思われる。 -
_not_
やALL
などの強調表現
全角のバッククォート (‘) で始まり、シングルクォート (’) で終わりを括る。 日本語的な表現ではないのでなにもしなくていいのではないか? というか非日常的な記号は使いたくない -
命令形で書かれている文
リファレンスマニュアルなので、命令しているというよりは操作の手順を簡潔に述 べているだけであって、特に命令形だからという意識はしなくて良い。 -
backtick (
`
)
バッククォート -
backslash (
\
)
バックスラッシュ
マニュアルのどこかで円記号との関連についての注意書きをした上で、あとはバッ クスラッシュに統一する。 -
カッコの名前
square brackets ([]
)
brace ({}
)
parenthesis (()
)
()
丸カッコ
[]
角カッコ
{}
波カッコ
<>
折カッコ
漢字と記号がわかれば、どれがどれだかハッキリわかる -
dot (
.
)
ドット -
Introduction
はじめに -
{not in Vi}
{Vi にはない} -
{not available when compiled without the |+cindent| feature}
{only available when compiled with the |+multi_byte| feature}否定形・肯定形にかかわらず、どちらも
{Vimが |+xxxx| 機能付きでコンパイルされたときのみ有効}
の形式で統一。({Vim
で書き始めることで構文ハイライトされる。)
あるいは、
{|+xxxx| 機能付きでコンパイルされたときのみ有効}
でもよい。({|+xxxx|
形式で書き始めても構文ハイライトされる。) -
autocommand
自動コマンド -
external command
|:!|
で使用するような、ls
やcat
などいわゆる普通のプログラム
Vimのコマンドと特に区別して 「外部プログラム」 -
syntax highlighting
構文強調表示
シンタックスハイライティング
シンタックス強調表示
構文ハイライト -
Vim の表記
一般名称として、ソフトウェア、エディタとしてのVimを指す時には「Vim」と書く。GUI版は「gVim」。
シェルなどで入力されるコマンドとしては「vim」もしくは「gvim」と書く。 -
ファイル、オプションその他の表記
'compatible' option ... == オプション 'compatible'
.vimrc file == ファイル .vimrc
というように型というかクラスというか、そういうものを書くときはその名前の前に前置するよう統一する。ただし現状では徹底してない。
the spec file buffers
specがファイルの名前ではなく一般的なファイルのクラスを定義するようなものの場合はこの限りではない。
表記や文脈から 'compatible' や.vimrcでもわかる?省略したほうがすっきりする -
Selection (X11の)
セレクション -
default
標準設定、標準の、初期設定、デフォルト なるべくデフォルトはさけたい -
map → マップ
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abbreviation → 短縮入力
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user defined command, user command → ユーザーコマンド
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forward/backward → 前方/後方 固定とする。
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before/after → 前/後ろ (前方/後方 と訳さない)
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quickfix/location → そのまま quickfix/location とする。 (クイックフィックス/ロケーション と訳さない)
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モードの名称
Normal mode ノーマルモード
Visual mode ビジュアルモード
characterwise ~ 文字ビジュアルモード (あるいは、文字単位~)
linewise ~ 行ビジュアルモード (あるいは、行単位~)
blockwise ~ 矩形ビジュアルモード
Select mode 選択モード
characterwise ~ 文字選択モード (あるいは、文字単位~)
linewise ~ 行選択モード (あるいは、行単位~)
blockwise ~ 矩形選択モード
Operator-pending mode オペレータ待機モード
Insert mode 挿入モード
Replace mode 置換モード
Virtual Replace mode 仮想置換モード
Command-line mode コマンドラインモード
Ex mode Exモード
Terminal-Job mode 端末ジョブモード
どのような利用者を想定するか。それによって表現が変わる。
{not in Vi} のような表記には翻訳マニュアル独自のシンタックスファイルで対応してはどうか
Ex コマンドやオプションに使われるような単語はそのままカタカナにしたほうが分かりやすいのではないか?
ただしカタカナばかりでは読みにくい分かりにくい
モードの名前は漢字かカタカナか統一したほうがいいと思う
思い切って Normal モードとか Insert モードとかでもいい気がする
→上記のように統一しました。
コマンドラインはVimのコマンドラインとシェルのコマンドラインで紛らわしい
まぁ分かるか
専門用語は無理せずそのままカタカナにする
必要なら別のファイルに説明を書いておく?
辞書.辞典.翻訳.語学検索:翻訳のためのインターネットリソース http://www.kotoba.ne.jp/
IBM 情報処理用語英和対訳集 http://www-6.ibm.com/jp/manuals/nlsdic/nlsdic.html (サービス終了)
Excite エキサイト 翻訳 (機械翻訳) http://www.excite.co.jp/world/english/
Linux JF (Japanese FAQ) Project http://linuxjf.sourceforge.jp/
JF 文章文体ガイド http://linuxjf.sourceforge.jp/JFdocs/jf-styleguide.html
JF で翻訳できるぞ mini HOWTO http://linuxjf.sourceforge.jp/JFdocs/JFhonyaku.html
JM Project http://linuxjm.sourceforge.jp/
JM 翻訳作業の手引き http://linuxjm.sourceforge.jp/guidance/index.html
翻訳の指針 http://linuxjm.sourceforge.jp/guidance/translation_note.html
Japanese Manual Project for FreeBSD http://www.jp.freebsd.org/man-jp/
JPMANマニュアル校正ガイドライン http://www.jp.freebsd.org/man-jp/docs/guideline.html
共通な訳語の対訳表 http://www.jp.freebsd.org/man-jp/docs/wordlist.txt
The FreeBSD Japanese Documentation Project http://www.jp.freebsd.org/doc-jp/index.html
対訳表 http://www.jp.freebsd.org/doc-jp/tt.html
WIDE IPv6 WG による訳語集 http://www.v6.wide.ad.jp/Documents/glossary.txt
FreeBSD Security Advisory 翻訳メモ http://home.jp.freebsd.org/%7Ehrs/doc-jp/freebsd-sa.txt
X Japanese Documentation Project http://xjman.dsl.gr.jp/
翻訳の手引 http://xjman.dsl.gr.jp/translation.html
訳語リスト http://xjman.dsl.gr.jp/dist/word.txt
Xlib - C Language X Interface http://xjman.dsl.gr.jp/X11R6/X11/index.html
用語集 http://xjman.dsl.gr.jp/X11R6/X11/glossary.html
Mozilla Japan 翻訳部門 http://www.mozilla-japan.org/jp/td/
参考資料 http://www.mozilla-japan.org/jp/td/links.html
Pythonドキュメント翻訳プロジェクト http://code.google.com/p/python-doc-ja/
翻訳通信 http://www.honyaku-tsushin.net/
仁平和夫(にひら かずお)『翻訳のコツ』 http://www.honyaku-tsushin.net/bn/200209SAp2.pdf
日本語組版処理の要件(日本語版) http://www.w3.org/TR/jlreq/ja/
ExciteTranslate https://github.com/mattn/excitetranslate-vim