2022-07-29 - Crystal 使ってて error while loading shared libraries とか cannot open shared object file: No such file or directory が出た時には PKG_CONFIG_PATH 環境変数で指定してやる

[kachick]

#4 (comment) の libpcre 不足問題は crystal-lang/crystal#9285 => crystal-lang/distribution-scripts#102 で用意された bundled 版のリリースパッケージを使えば回避できた。 (asdf-crystal を fork して対応させてたけど、--strip-components の値を増やさないと駄目だった。 tar 何もわからない・・・)
とはいえ bundled版でも ameba 起動すると libssl が不足と出るのは変わらなかった。

❯ bin/ameba --version
bin/ameba: error while loading shared libraries: libssl.so.1.1: cannot open shared object file: No such file or directory

Ubuntu22.04だから、また #180 みたいに OpenSSL 1.1 と 3 のずれ問題なのかなーと思ったけど、その割には全くといっていいほど情報が出てこない。
そもそも依存性入れてても不足と出るのが？？？だったので調べてみたら、 $PKG_CONFIG_PATH という環境変数に依存しているらしい。現状なんも入ってなかったのだけど、追加したら動いた。ただ、1.1 系じゃなくむしろ 3 系で動く感じだった。多分 brew 使ってない綺麗な Ubuntu 環境ならこれも問題にならないのかな・・・

❯ PKG_CONFIG_PATH="$PKG_CONFIG_PATH:$(brew --prefix [email protected])/lib/pkgconfig" crystal run bin/ameba.cr -- --version
/home/kachick/.cache/crystal/crystal-run-ameba.tmp: error while loading shared libraries: libssl.so.1.1: cannot open shared object file: No such file or directory

❯ PKG_CONFIG_PATH="$PKG_CONFIG_PATH:$(brew --prefix openssl@3)/lib/pkgconfig" crystal run bin/ameba.cr -- --version
1.0.0

brew で入れてた crystal だと流石にこの辺の PATH の扱いは綺麗にやってくれるのか問題なかったんだけど、asdf で管理したかったのでとりあえずホッとした。

と、改めて関連っぽい issue 探してたら1年前に自分が commit log に書いてたから当時 MacOSX 使ってたときに同じ問題にはまってたっぽい・・・ crystal-jp/introducing-crystal@2232e91 やっぱすぐメモに残さないと忘れるな・・・ => crystal-lang/crystal#6875 (comment)

コンパイル後の ameba は欠けたままなようなので、環境変数を入れた状態で shards install し直す必要があった。