spring-boot-sample

docker image作成サンプルです。 jibを使い、Google Container Registryに docker imageをmavenにて登録するまでのサンプルです。

jibを使う事により、/target/xxxxx.jar に作成されるパッケージモジュールと、 Dockerfileをシームレスに連携させることができます。

環境

• JDK 10以上
• Apache Maven 3.5
• Google Cloud SDK + gcloud components install docker-credential-gcr インストール環境

概要

pom.xml にて、jibを利用し、docker imageをビルドします。

pom.xmlの簡単な説明

<from>
 <image>openjdk:10-jre-slim</image>
</from>

ベースイメージは、一番軽量となるalpine + jre のイメージを利用しています。

<to>
  <image>gcr.io/${gcp.project.name}/${project.name}:${project.version}</image>
</to>

作成されるイメージのタグは、Google Container Registryの形式に従います。
イメージ名、及びバージョンは、pom.xmlの定義に従います。
GCPプロジェクト名は、実行時の引数より受け取ります。これは後述する [#ビルド]を参照してください。

<args>
  <arg>--spring.profiles.active=${SPRING_PROFILES_ACTIVE}</arg>
  <arg>--server.port=${SPRING_SERVER_PORT}</arg>
  <arg>--spring.config.location=/spring-boot/config/application.yaml</arg>
</args>

Springのプロファイル、サーバーポートは、環境変数から設定しています。
また、=/spring-boot/config/application.yaml は configmapでマウントされた情報となります。

実行

ビルド

下記コマンドを実行するだけで、Google Container Registryにイメージが登録されます。 sample-project は、GCPプロジェクト名を指定してください。

mvn -Dgcp.project.name=sample-project compile jib:build

配備

下記コマンドを実行し、kubernetesに配備を行います。
deployments.xmlのimage部分のGCPプロジェクト名は適宜変更を行ってください。
そして、 gcloud container clusters get-credentials ～ コマンドにてクラスタに接続を行ってください。

spring-boot-sample>kubectl apply -f kubernetes
configmap "spring-boot-config" created
deployment "spring-boot-sample" created
service "spring-boot-sample" created
spring-boot-sample>

実行

• ノードポートに対してアクセスをしてください。
• 必要であれば、ingressも構築し、LBを介してアクセスできるようにしてください。