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yohman committed Feb 6, 2024
1 parent 1f1dc22 commit 6dce863
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# tomoni

![Alt text](<images/tomoni 友に.png>)

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“Tomoni” introduces students from various universities to come together in Odaka, Fukushima to conduct spatial research through deep ethnographic exploration with local community members. During this four day expedition, students are tasked to become humanists by exploring, participating and listening, and in doing so, to construct a “thick map” that incorporates data visualizations, documentary film, photographic documents, risk maps, journals, etc, all produced through community narratives. On the final day, students will invite the community members they engaged with (and beyond) to participate in a forum where they can present their “thick maps” and have a dialogue with participants.

#

“TOMONI”は、東日本大震災から13年が経とうとしている今日、複数の大学から学生が福島県小高町に集まり、地域コミュニティーの人びとと共同で、深いエスノグラフィックな探求を実施する探索的かつ教育的プロジェクトである。具体的には、4日間の滞在の間に広義の文化人類学的な参与観察の手法によりデータを収集し、成果物としてデータビジュアライゼーション、ドキュメンタリーフィルム、写真資料、リスクマップ、観察日記など、コミュニティーの語りによって生み出されるすべてを盛り込んだ「分厚い地図(thick map)」を構築することが課される。その過程を通じて生じる調査者自身の間主観的な変化を注意深く観察し、記述することによって、参加学生のヒューマニストとしての成長を促す。地域の潜在的なニーズの創発を捉えるために、全体的にあえて非構造的なアプローチを採用した。最終日に学生たちは、自分たちが関わったコミュニティの人々(そしてそれ以外の人々)をフォーラムに招待し、そこで自分たちの「分厚い地図」を相互的なワークショップ形式で発表し、参加者との深い対話を試みる。
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# About

![Alt text](<images/tomoni.png>)


“Tomoni” introduces students from various universities to come together in Odaka, Fukushima to conduct spatial research through deep ethnographic exploration with local community members. During this four day expedition, students are tasked to become humanists by exploring, participating and listening, and in doing so, to construct a “thick map” that incorporates data visualizations, documentary film, photographic documents, risk maps, journals, etc, all produced through community narratives. On the final day, students will invite the community members they engaged with (and beyond) to participate in a forum where they can present their “thick maps” and have a dialogue with participants.

#

“TOMONI”は、東日本大震災から13年が経とうとしている今日、複数の大学から学生が福島県小高町に集まり、地域コミュニティーの人びとと共同で、深いエスノグラフィックな探求を実施する探索的かつ教育的プロジェクトである。具体的には、4日間の滞在の間に広義の文化人類学的な参与観察の手法によりデータを収集し、成果物としてデータビジュアライゼーション、ドキュメンタリーフィルム、写真資料、リスクマップ、観察日記など、コミュニティーの語りによって生み出されるすべてを盛り込んだ「分厚い地図(thick map)」を構築することが課される。その過程を通じて生じる調査者自身の間主観的な変化を注意深く観察し、記述することによって、参加学生のヒューマニストとしての成長を促す。地域の潜在的なニーズの創発を捉えるために、全体的にあえて非構造的なアプローチを採用した。最終日に学生たちは、自分たちが関わったコミュニティの人々(そしてそれ以外の人々)をフォーラムに招待し、そこで自分たちの「分厚い地図」を相互的なワークショップ形式で発表し、参加者との深い対話を試みる。
14 changes: 14 additions & 0 deletions docs/gallery/akira.md
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# Akira
![Alt text](../images/akira.jpg)

## What did you do?

福島県南相馬市小高区及びその周辺地域にて、東日本大震災や原子力災害によってどのような被害を受け、どのように復興・再生が進んでいるのかを他大学の学生8人や引率教員と一緒に学んだ。具体的には地域の商店街をめぐる中で震災前から地域に住んでいる方や震災後に移住してきた方をインタビューし、地域の歴史や特徴、復興に対する思いなどを伺った。とくに、フィールドワーク前半では「復興とはどんな状態か」「小高の未来をどのようにイメージしているか」といった質問を行った。

## What did you achieve?

南相馬市内だけでも復興の進み具合や復興に対する考え方は地域によって異なることが分かった。今回フィールドワークの拠点となっていた小高区は、全域避難だったものの浪江などよりも避難先が近かったことから、挑戦をする若い移住者が多いことに加えて、行政に頼らず民間で様々な復興事業を進めているのだと考えられる。

また、地域の方の復興観は自分たちと同様に明確に決まっているわけではないようだった。ただ、復興において地域を盛り上げることは大きなウェイトを占めているが、その一方で災害前の状況や災害後現在に至るまでの状況を記憶・記録するための営みも決しておろそかにしてはならないこともひしひしと感じた。自分は街を盛り上げることよりも以前の記憶・記録を残すことに主に貢献したいと考え、地域の方のインタビューで聞いた以前の街の様子やその他の町中のエピソードをgoogle earthを用いてデジタルマップ化した。

地域のたくさんの方から直接声を聴いたことで、ニュースでの報道では分からないような現地の実際の様子を知り感じることが出来た。具体的には人が優しい、ご飯が美味しい、地域の結びつきが強い、地域をどんどん前進させようとする気概が大きいといったことなど。また、一般論からではなく、より現実に即して復興における課題を設定することが可能になり、さらにその課題に対してどのように取り組めばいいのか具体的なイメージが湧くようになったため、その取り組みをプロトタイプではあるものの実現することが出来た。
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<title>Image Gallery</title>
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<h1>Member Gallery</h1>
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# Jo
![Alt text](../images/jo.jpg)

## What did you do?

- 2/1~4に南相馬市小高およびその周辺にて実施されたフィールドワークに参加した。
- 2/1は浪江駅にて集合後、請戸小学校などの見学を行い、その後双葉屋旅館で参考動画の視聴と調査計画の打合せを行った。
- 2/2は震災後そのままの状態で残された幼稚園を見学の後、小高ワーカーズビレッジでの関係者インタビューを含めた調査活動を行った。
- 2/3は請戸小学校に行き当時の小学生の避難経路を辿った。その後、調査結果のとりまとめを行い、最終日にフォーラムにて発表した。

## What did you achieve?

四日間のフィールドワークに参加することで津波や原発事故の恐ろしさを感じるとともに、残された人たちの思いを聞くことが出来た。また、現地に行くことの大切さも今回のプロジェクトで感じたことである。

悲しみを背負いつつも前を向いて生きている現地の方々からエネルギーをもらうことができた。

請戸小学校に行き当時の小学生の避難経路を辿ったことでより当時の気持ちを想像することができた。また、最終日に調査活動を発表し共有することで深いディスカッションができた。

初対面の人に声をかけインタビューをさせてもらうなど普通じゃできない経験をすることで、より自分で考えて発言し行動すつことができた。またアーティストの方と会ったことで制作物を作る段階でより見る人を考えて作ることができた。
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# Mao
![Alt text](../images/robo.jpg)

## What did you do?

- 2月1日から4日までの4日間、福島県南相馬市の小高を中心に実地されたフィールドワークに参加した。
- 2月1日は浪江駅に集合し、道の駅なみえを探索したあと請戸小学校の見学を行い、双葉屋旅館にて参考動画の視聴をして、調査計画の打ち合わせをグループで行った。
- 2月2日はまず福島ロボットテストフィールドの見学を行ったあと、ワーカーズビレッジにて関係者の方にお話を伺い、日鷲神社の宮司さんにインタビューを行った。
- 2月3日は午前に双葉町にある伝承館を見学し、午後には大堀近辺などで放射線計測体験を行った。その後、調査結果を1つの動画にまとめる作業を行った。
- 2月4日の最終日には、前日にまとめた動画をフォーラムにて発表し、それぞれの意見交換を行った。

## What did you achieve?

私は福島県に訪れるのが初めてで、震災についても当時ニュースで見ていた程度で詳しくは知らなかったが、請戸小学校の見学や双葉町にある伝承館の見学で当時の地震・津波の様子や、なぜこのような被害が起こってしまったのかを知ったり、地元関係者の方たちと話をして当時の出来事やこれからどうしていくべきなのか一人一人の意見を聞き、改めて震災に対して考えるきっかけになった。

また、ワーカーズビレッジでは地元の方ではなく移住者の方たちの話を聞く機会があり、それぞれどんな思いがあり福島県に移住してきたかなどを知ることができた。

最終日のフォーラムでは主に日鷲神社でのインタビューを動画にまとめ、自分なりに震災についての意見や、実際に福島県に来て地元関係者の方たちのお話を聞いて感じたことを発表し、意見交換することができた。

福島の震災について詳しく知らなかったが、請戸小学校や伝承館を見学したり、地元の人たちのお話を聞いて当時のことを深く知ること、これからどうしていくべきかなどを知ることができ、自分にとっての復興とは何かを考えることができた。
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# Mifuyu
![](../images/mifuyu.jpg)

## What did you do?

2月1日〜2月4日の4日間福島県浜通り(双葉町、小高町、浪江町)へフィールドワークをした。私は東日本大震災や原発事故で二重災害した街並みに足を運び、五感で感じつつ、人の声にも耳を傾けるために地域の人々との交流やインタビューも行った。

## What did you achieve?

この4日間で得たものは、3.11の大地震、津波で受けた街や人びとがどれだけ傷を負ったのか、そして被災後に残った者たちと移住してきた者たちの町への愛、思いという復興という言葉だけでは表しきれないものを知れたことだった。私やメンバーを含め、復興という形だけに囚われやすいものがそれだけでは終われない町も人もともにつなぐことの大切さを感じることができ、また震災によって残された負の記憶やモノも忘れてはならないことも思うことができた。
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# Naoki
![Alt text](../images/naoki.jpg)

## What did you do?

日鷲神社で宮司の西山さんに当時のことをインタビューした。
ワーカーズビィレッジで新規の移住者の方に移住を決めた理由をインタビューした。

白髭さんと放射線量の測定をした。

## What did you achieve?

西山さんや白髭さんと話すことで原発事故や津波、地震の悲惨さを直に感じることができた。

移住者の方へのインタビューで新規住民を呼び寄せる地域の魅力を発見できた。

移住者の方たちの思いや感じたことを地元で復興を頑張り続ける人たちに伝えることができた。
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# Riria

![Alt text](../images/riria.jpg)

## What did you do?

### 2/1から2/4

福島県南相馬市小高周辺地域におけるフィールドワークに参加し、調査を行いました。以下、全て咲季さんと美冬さんと行動しました。
### 2/2

- 東日本大震災・原子力災害伝承館見学、語り部講話、語り部さんへのインタビュー
- フルハウスでランチ、作業、店主の方へのインタビュー
### 2/3
- 俺たちの伝承館見学
- Fukushima Watch Company の平岡さんへのインタビュー
- ひまわりカフェで店主の方へのインタビュー
- フルハウス店内撮影、ランチ、作業
- パイオニアヴィレッジの交流会への参加、インタビュー(10名程度の方に一言ずつ紙に想いを書いてもらいました)
- フォーラム発表の準備作業
2/4
- フォーラム発表

発表では、インタビュー動画のダイジェストの共有、ワークショップ(map制作,対話セッション)を行いました。

## What did you achieve?

私は今回の福島県で行われたフィールドワークを通して、4名の方へのインタビューを行うとともに、10名以上の方と交流会への参加を通して繋がりをもつことができた。特に、現地の方のあたたかさや全てを受け入れてくれるような優しさに触れることができ、それは地域の大きな魅力であると感じた。実際に現地に訪れる事でしか感じることのできない、五感を通した学びやつながり、新たな価値観に出会うことができた。私は、このフィールドワークに参加したことで、様々な人との繋がりを持つことのできる場所、安心して交流を深められる場所、過ごすことのできる居場所を作ることが大切であると感じた。最後に、インタビューや対話を通して「復興」についても改めてさまざまな視点から考えることができたのではないかと感じている。現地を訪れることで東日本大震災に対する表面的な知識(事実)、例えば原子力発電所の事故や津波による被害などだけではなく、内面的な事情(人々の想い)などにも注目することができ、そういった学習を行うことは現地に行くことでしか経験できないと考え、実際に今回経験することができた。 現地の方や移住された方など多くの方との交流を通して、また、インタビューなどでお話を聞くことによって、様々な立場や年齢、状況に置かれている方々がそれぞれ感じている想いを知ることができた。ワークショップなどを通して、自分たちの想いも共有することができた。
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