Bルート接続されたスマートメータとの Wi-SUN 通信を、 Ethernet または WiFi 通信に変換するものです。
このリポジトリのバージョンは、Home Assistant のカスタムコンポーネント echonetlite_homeassistant で動作するように調整が加えられています。
- 本プロダクトは、katsumin 氏のpython-echonet-liteから派生しています。
- 変更点は以下の通りです。
- 起動時に自動接続するようになっています。
- 接続完了後に、必須プロパティ(メーカーコード、積算電力量単位)の取得を行います。
- その後、データが取得できたら画面をOFFにします。
- 画面OFF時は、バックライトも消灯します。
- Home Assistant でセットアップする場合は、画面が消えてからセットアップをするとスムーズです。
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Raspberry Pi OS Lite (32bit) 動作確認は Raspberry Pi Zero WH 上で実行
- 動作確認時のバージョン -> September 22nd 2022
- SDカードの Boot パーティションの設定
- ssh の有効化
- ファイル名
ssh
で空ファイルを作成
- ファイル名
- WiFi 設定
- ファイル名
wpa_supplicant.conf
を作成ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev update_config=1 country=JP network={ ssid="あなたのSSID" psk="あなたのパスワード" }
- ファイル名
- pi ユーザーの作成
- パスワードハッシュの作成
- 手持ちの Linux シェルで以下を実行 (-6 は -5, -1, なし も可)
openssl passwd -6 設定するパスワード
- 手持ちの Linux シェルで以下を実行 (-6 は -5, -1, なし も可)
- ファイル名
userconf
を作成pi:作成したパスワードハッシュ
- パスワードハッシュの作成
- ssh の有効化
-
環境設定 (ネットワーク越しにSSHログインできる)
pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config
- 3 Interface Options (SPI, ハードウェアシリアルを有効にする)
- I4 SPI
- Would you like the SPI interface to be enabled? -> Yes
- I6 Serial Port
- Would you like a login shell to be accessible over serial? -> No
- Would you like the serial port hardware to be enabled? -> Yes
- I4 SPI
- 5 Localisation Options (タイムゾーンをTokyoにする)
- L2 Timezone
- 3 Interface Options (SPI, ハードウェアシリアルを有効にする)
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ソース取得
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt update pi@raspberrypi:~ $ sudo apt upgrade pi@raspberrypi:~ $ sudo apt -y install git pi@raspberrypi:~ $ git clone -b wisun-gateway https://github.com/nao-pon/python-echonet-lite wisun-gateway
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インストール
- 依存ライブラリ取得
- 関連ツールのインストール
- 自動起動設定
pi@raspberrypi:~ $ cd wisun-gateway pi@raspberrypi:~/wisun-gateway $ sh install.sh
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下記のいずれかの方法で設定する
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ST7789 ディスプレイを使用時は config.ini の SSD1331 パートをコメントアウトして、ST7789 パートのコメントアウトを外す。
Wi-SUN モジュールと Raspberry-pi を接続するアダプターは、スイッチサイエンスで購入可能ですが、在庫はあまりないようです。
下記の回路図を参考に自作することも可能だと思います。
Home Assistant において、ECHONET Lite 統合を通して利用できます。
ECHONET Lite 統合をインストールして、「設定」-「統合」-「統合を追加」で ECHONET Lite を選択します。
このプロダクトが正常に機能していると、「送信(Submit)」をクリックして少し待つと、自動的に検出されます。
更に進めると、Low voltage smart electric energy meter と Display の2つのデバイスが認識されます。 Display デバイスは、このプロダクトのディスプレイの On / Off をコントロールできます。
これで以下のように Home Assistant 上でデバイスを利用できるようになります。
Copyright 2014 Keisuke Minami
Copyright 2019 katsumin
Copyright 2022 Naoki Sawada
Apache License 2.0
echonet lite: https://echonet.jp/ "ECHONET Lite"
kadecot: https://kadecot.net/ "Kadecot"